【特別機】
過去の「大戦」以前に作られた超兵器、特に人型機を指す。
チェンジマイズ、Zi-ユニゾン等解析中の技術の他、ナノマシンによる自己修復機能、擬似人格OS等
現在では再現不可能な技術も随所に使用されており、多くが非常に高い性能を持つ。

ごくまれに、地面に埋もれた前世紀の工場や基地の成れの果て「遺跡」から発掘され、特異な例として
キングシルバリオンなど意図的に封印されていたものなどもある。

製造時期によって特徴が異なり、白銀騎士団が旗機として使用している5体の特別機は名称や仕様から
同じ世代の物と考えられる。

また、ホエールキング等大型ゾイドも殆どが発掘された物である。




※キングシルバリオン補足
キングシルバリオンは過去の「大戦」最終局面に使用された後、生き残った人々により厳重に封印され
歴史の表舞台から姿を消した。

近代、アースガルズ王国により発掘され、解析作業が行われるも大部分が解析不能、リペアタンクによる修復
完了の後王宮地下に建造された大聖堂に再び封印される。
OS/AIユニット「シルヴァ」は本体から分離された状態で発見され、後にラティスが所有する事となる。

その後は白銀騎士団結成時の式典で公開されたのみで、第一話でラティスが起動させたのが発掘後は初めて。

封印解除には3つの条件を全てクリアする事が必須であり、その1つ目は「呪文の詠唱」。
これによりシルバリオンが仮起動し、コクピットが開放される。

2つ目は「血液認証」。
シルバリオン建造当時の王族、「アヴァロン」の血筋の者だけが扱えるように遺伝子レベルで組み込まれた
暗号を搭乗者の血液から確認する。
その暗号はグラヴィトンドライバーの制御システムの中枢を兼ねており、これによってのみ動作する。

最後は「OSの確認」。
シルバリオン本体から分離可能なOSユニット「シルヴァ」を接続することで、メインシステムが起動する。

一度封印が解かれた後の起動には「呪文の詠唱」は不要となり、「血液認証」「OSの確認」のみが必要になる。











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