『ソルジャークラス』
体長 :10〜30m
種類 :20種
個体数:19万6千体(推定)
最もオーソドックスな竜のクラス。
数・種類共に最も多く、一般の人間が竜と呼ばれて思い浮かべるのはこのクラス。
平均して50体前後のネストを形成し行動する。
知能が低く、生存本能よりも闘争本能が勝っているために撤退を知らず、
瀕死になっても突撃を繰り返すために厄介。
比較的頭のいいとされる飛竜でも、仲間の援護程度のことは出来るがやはり撤退を知らない。

『ウォーリアクラス』
体長 :30〜55m
種類 :11種
個体数:10万5千体(推定)
数・種類ともにソルジャーに次いで多いクラス。
一般の人間が目にする竜は大抵このウォーリアクラスまでである。
体長はソルジャーの倍近く、戦闘能力も高い。
主に10体前後のネストを形成する。
地上を活動の主とするものと空中を主とするもの比が8対2と地上派が大多数を占める。
これは体長が中途半端なためにその体を浮かせるだけの浮力を確保できないのが原因であり、
飛行する種は総じて戦闘能力が低い。

『コマンダークラス』
体長 :55〜100m
種類 :8種
個体数:1万9千体(推定)
最近になって新しく追加されたクラス。
以前まではウォーリア、バスターの中に含まれていたが、半年ほど前に新たに区別された。
その名の通り他種の竜のネストに紛れ、そのネストの指揮をする特殊な竜。
コマンダーに統率されたネストは戦闘能力が飛躍的に上昇し、白銀騎士団でも手を焼くほど。
ネストを統率するという特性により忘れられがちだが、
単体しての戦闘能力は高く、巨大な物では特別機でなければまともに戦えないほどに強力。
稀に単体で行動する物もおり、
レイが機体テストの際に目撃したのはその稀なコマンダークラスの竜。

『バスタークラス』
体長 :100〜200m
種類 :5種
個体数:数百体(推定)
小山ほどの巨体を誇るクラス。
戦闘能力がずば抜けており、このクラスの竜は小さい物でも特別機と互角以上に渡り合い、
巨大な物では特別機をも凌駕する力をもつ。
Eシールド、集光パネルなどの防御機能も充実しており、生半可な攻撃では掠り傷一つつけることは不可能。
さらにこのクラスのほとんどの竜達が荷電粒子砲を装備し、火力も絶大。
非常に強力で危険なクラスであるが、知能が人間並みに高く、
人間・竜双方に不可侵を決め込む中立的な物や、逆に人間を他の竜から庇護する事で
安住の地を得る竜もいるため、実際に敵対しているバスタークラスの竜は半数ほど。
強力なものではフォートレスクラスの竜をも超える力をもつ。
ファーストドラゴンもこのクラスに含まれる。

『フォートレスクラス』
体長 :400m〜
種類 :10種(既に消滅した種を含めると13種)
個体数:10体(既に消滅した個体を含めると13体)
現在確認されている中では最大級の竜達。
その体長は小さい物でも400m、最大のものでは1kmにもなる。
巨体故に鈍重で(一部例外を除いて)動きは遅いが、
それと反比例するように堅牢な装甲と大出力のEシールド、大量の集光パネルを持ち、
全身に大量の荷電粒子砲を持ち、そのあり様はその名の通りの移動要塞。
自身が巨大すぎるために末端として『トゥルーパー』と呼ばれる
10m前後のソルジャークラスの竜を使役する。
このトゥルーパーはフォートレスの装甲が変化し、切り離されたもので
自身には知能・本能共になく、フォートレスの操るロボットのような物。
このクラスの竜が最強と言われる理由の一つとして、
それぞれの固体が指向結界と呼ばれるフィールドを展開する、ということがある。
この結界は、大気中にナノマシンを散布し、
そのナノマシンの持つ指向性によって周囲を変質させる。
といっても、時間を戻す、や、入ったものを問答無用で消滅させる、などの無茶なものではなく、
主に大気中に含まれる物質に作用しその効果で周囲に影響を及ぼすもの。
バスタークラス以上に知能が高く、ほとんどの物が自らの命を優先させ
人間に対し不可侵を決め込んでいる。
非常に強力で、もはやゾイドとして、生物としての域を越えた竜であるが、
すでに3種3体のフォートレスクラスの竜が消滅していることから、
このフォートレス達が決して撃破不可能なものではないことを証明している。











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